==== R Commander ====
* [[http://www.ec.kansai-u.ac.jp/user/arakit/|関西大学の荒木先生]]
* [[http://socserv.mcmaster.ca/jfox/Misc/Rcmdr/|The R Commander: A Basic-Statistics GUI for R]]
* [[http://www.okada.jp.org/RWiki/?Rcmdr%A4%CE%B5%A1%C7%BD|Rcmdrの拡張]]
=== 最初に理解して欲しいこと ===
R Commanderは、
* R言語にメニューやダイアログのようなGUIを追加するパッケージ、です
* 実はR言語とTcl/Tk言語を組み合わせて実装されています
* tcltkパッケージという、R言語からTcl/Tk言語を操作するパッケージが動かないと、動きません
=== Windows ===
Windows用のRは、Tcl/Tkが同梱されていて、インストールするときに一緒にインストールされます。
だからR Commanderは、Rcmdrパッケージをインストールするだけで、すぐに使えるようになります。
この大学のWindowsパソコンの大半は、直接にインターネットに繋がれてはいないので、次の1行目のようにRにプロキシを設定する必要があります。
2行目は、Rcmdrパッケージおよびそれが必要とする全てのパッケージをインストールしなさい、というコマンドです。
この2行ともRのコマンドなので、Rのコンソールで実行します。
Sys.setenv("http_proxy"="http://130.153.8.66:8080/")
install.packages(c("Rcmdr"), dependencies=TRUE)
R Commanderの起動は、Rcmdrパッケージを読み込む、というコマンドをRで実行します。
library(Rcmdr)
=== Mac OS X ===
Mac OS XはTcl/Tkを含んでいますので、Mac OS X用のRにはTcl/Tkが同梱されていません。
しかしMac用のRは、Mac OS Xに標準でついてくるTcl/Tkを呼び出すことができません。
そのため、まずは[[http://cran.r-project.org/bin/macosx/tools/|このページ]]にアクセスして、tcltk-8.5.5-x11.dmgをダウンロードしてインストールします。
その後は、Windowsと同様に、次の2行をRで実行して、インストールします。
Sys.setenv("http_proxy"="http://130.153.8.66:8080/")
install.packages(c("Rcmdr"), dependencies=TRUE)
起動は、まずはMac OS Xで〔アプリケーション〕の中の〔X11〕を起動します。その次に、Windowsと同様、次の1行をRで実行します。
library(Rcmdr)
=== Linux ===
Linuxユーザには説明は不要なはず!